需給投資ブログ

J Quants APIが正式リリース!料金体系や機能を徹底レビュー!

Cover Image for J Quants APIが正式リリース!料金体系や機能を徹底レビュー!
更新

目次

  1. J Quants APIって何?
  2. 料金体系
  3. 使い方
  4. まとめ

J Quants APIって何?

J Quants APIは、東京証券取引所(JPX)が提供する金融情報分析サービスのAPIです。
このAPIを利用することで、投資家や金融機関が株式市場のデータを効率的に取得・分析することが可能になります。
主な機能は、株価データの取得、銘柄分析、トレンド分析などが挙げられます。
個人投資家は、J Quants APIを利用して、自分が興味を持つ銘柄の株価データや業績データを取得できます。
さらに、機械学習やAI技術を活用した分析により、銘柄の将来性やリスクを評価し、より的確な投資判断を行うことができます。
法人による利用や、データの第三者配信、データを利用したアプリの提供等は禁止されています。
ベータ期間を終え、2023/4/3から正式版がリリースされます。

料金体系

2023年3月23日に発表された、J Quants APIの料金体系は以下の通りです。
有料プランは時間割で課金されます。支払いはクレジットカードのみです。プランの変更は月1回のみです。

  • Freeプラン完全無料。上場銘柄一覧、株価四本値、財務情報、決算発表予定費が取得可能。取得可能なデータ期間は、過去2年間で、12週間遅延したデータ。登録後1年後に自動解約される。
  • Lightプラン月額1,650円(税込)。Freeプランのデータに加えて、投資部門別情報、TOPIX四本値が取得可能。直近から過去5年間のデータを遅延なく取得可能。
  • Standardプラン月額3,300円(税込)。Lightプランのデータに加えて、オプション四本値、信用取引週末残高、業種別空売り比率が取得可能。直近から過去10年間のデータを遅延なく取得可能。
  • Premiumプラン月額16,500円(税込)。Standardプランのデータに加えて、売買内訳データ、前場・後場四本値、配当金情報が取得可能。直近から提供期間全てのデータを遅延なく取得可能。

Premiumのデータ提供期間は、データの種類に応じて異なります。

  • 株価・TOPIX・オプション・財務情報: 2008年5月7日〜
  • 投資部門別: 2008年1月16日〜
  • 業種別空売り比率: 2008年11月5日〜
  • 信用取引残高: 2012年2月14日〜
  • 配当金: 2013年2月20日〜
  • 売買内訳: 2015年4月1日〜

使い方

J Quants APIの使い方は、以下のステップになります。

  • APIキーの取得:まずは、J Quants APIの公式ウェブサイトでアカウントを作成し、APIキーを取得します。
  • プログラムの作成:次に、PythonやJavaScriptなどのプログラム言語で、APIを利用してデータを取得・分析するプログラムを作成します。
  • データの取得・分析:作成したプログラムを実行し、必要なデータを取得・分析します。

以上の手順で、J Quants APIを活用して株式市場データの取得・分析が可能です。 Pythonで動くコードサンプルは、正式版がリリースされ次第ご紹介します。

まとめ

FreeプランやLightプランは今後一般的にかなり普及することが予想されます。
私もLightプランを使ってみて、使い勝手が良ければPremiumプランを利用するかもしれません。